【初心者向け】赤ちゃんを撮るためのカメラの選び方&オススメ機種も

赤ちゃんの目に瞳AFでピント合わせ

さて、今回は赤ちゃんを撮るためのカメラの選び方です。

日々成長していく赤ちゃんは何枚でも写真に収めたいもの。今しかない一瞬を確実にキレイに撮れるカメラの選び方を紹介します。

目次

押さえておきたい4つのポイント

赤ちゃんの写真を撮るためのカメラ選びで押さえておきたいポイントは下記の3つ。

  1. 顔・瞳優先のピント合わせができる
  2. シャッター音を消せる
  3. 明るく写せるレンズ

1.顔・瞳優先のピント合わせができる

最近のカメラには人の顔や瞳を認識して自動でピントをあわせる機能が搭載されている機種があります。

赤ちゃんの目に瞳AFでピント合わせ

人を撮るときは目にピントを合わせるのが鉄則なのですが、顔や瞳を自動で認識してピント合わせをしてくれるのでとても便利です。

2.シャッター音を消せる

カメラで赤ちゃんの寝顔を撮りたいという人は多いのでは? たとえいい写真が撮れてもシャッター音で赤ちゃんを起こしてしまうと台無しです。

シャッター音を消せる機能があるカメラを選びましょう。一眼レフにも静音撮影が可能な機種はあるのですが、一眼レフは構造上シャッター音を完全に消すことはできません。

完全に無音撮影ができるミラーレスがおすすめです。

3.明るく写せるレンズ

赤ちゃんを撮るときは明るめの設定にすると、光のような雰囲気になって赤ちゃんが可愛く写ります。

そのために明るいレンズも用意しましょう。レンズの明るさは絞り値(F値)といってF◯といった数値で表記されています。

例①:M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

「F1.8」が絞り値(F値)です。数字が小さいほど明るいレンズになります。

例②:M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ

「F3.5-5.6」が絞り値(F値)です。このレンズはズームする距離によって、一番明るくできる絞り値(F値)が変わってくるレンズです。

明るいレンズだと暗い室内でも撮りやすいのでおすすめです。

赤ちゃんの撮影におすすめのカメラ

3つのポイントを考えた結果、アラカメがおすすめするカメラはこちらです。

顔優先・瞳優先あり
無音シャッターあり
明るいレンズ別売

公式:https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/em10mk3/

OLYMPUSが発売する小型軽量のミラーレスカメラです。OM-Dシリーズの中ではエントリーモデルにになる機種ながら、性能はハイエンドモデルと遜色ありません。

顔・瞳優先のピント合わせ機能はもちろん、手ブレ補正も搭載しているので、初めてカメラを持つパパさん・ママさんにぴったりの機種です。

また、背面のディスプレイをタッチしてシャッターを押せるタッチAFシャッターを搭載しているので、ピント合わせやシャッター押しで困ることはないでしょう。

ハイエンドモデルと遜色ない性能を持ちながら、5~6万円の低価格が魅力の機種です。

明るい単焦点レンズも使ってみよう

もし赤ちゃんを少しでも可愛くキレイに撮りたいなら、明るい単焦点レンズを使ってみるのをおすすめします。

・単焦点レンズ
決まった焦点距離でしか撮れない(ズームができない)レンズのこと。35mmのみ、50mmのみなど。
明るいレンズが多いので、背景をボカした写真が撮りやすい。比較的安価でキレイに撮れるレンズが多いのが特徴。

ズームができないと聞くと不便な印象を受けますが、スマホで写真を撮るときにズームをしない人は多いのでは? あれと同じ感覚です。

母親に抱っこされる赤ちゃん

単焦点レンズを使うと室内や夜でも明るい写真を撮りやすくなり、背景をボカした雰囲気のいい写真も撮りやすくなります。赤ちゃんの撮影には必須のレンズなのです。

先程紹介したOLYMPUSでおすすめの単焦点レンズはこの「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」

開放絞り値F1.8の明るさに、137gの軽量コンパクトな単焦点レンズ。焦点距離は25mmですがマイクロフォーサーズのレンズなので、実質50mm(フルサイズ換算)になります。

50mmは人が何かを集中して見ているときの画角と言われており、赤ちゃんを印象的に撮るのに適したレンズなのです。

赤ちゃんを撮るために準備しておきたいアクセサリー

赤ちゃんを撮るために用意しておきたいアクセサリーを紹介します。

保護フィルター

赤ちゃんの可愛い顔をアップで撮るために近くに寄ったとき、赤ちゃんがレンズに触れてしまっても大丈夫なように保護フィルターを付けておきましょう。赤ちゃんの力でレンズを傷つけてしまう可能性は低いですが、レンズは高価なものなのでもしものための保険です。

レンズには「58mm」のようにフィルターのサイズ(フィルター経)が決められているので、必ずご自身の持っているレンズのフィルター経を確認してから購入するようにしましょう。

レンズキャップ 落下防止ストラップ

赤ちゃんを連れて外出するときはどうしても荷物が多くなってしまいますよね。赤ちゃんを連れていなくてもレンズキャップは無くしやすいアイテムです。

そこでレンズキャップに付ける落下防止ストラップを使ってみましょう。カメラを使うときはレンズキャップは外してそのままでOK。ポケットやカバンに入れる必要はありません。

三脚

赤ちゃんを撮ることに集中していると、家族全員での写真をほとんど撮っていないことに気づくことがあります。後々成長して一緒に写真を見る機会があったときのために、家族全員での写真も撮っておきましょう。

三脚は高価なものだと数万円することもありますが、正直安価な三脚で十分です。Amazonなら2,000〜3,000円程度の三脚でも十分でしょう。

レンズキャップは本当に無くしやすいので、落下防止ストラップはおすすめです。

【Q&A】質問に答えます

赤ちゃんを撮るコツは?

まずはとにかく「明るく」撮ること。せっかく赤ちゃんが良い表情をしていても写真が暗ければ元も子もありません。具体的に言うと下記の3つ。

  • 絞りを開放(F値を小さくする)
  • 露出補正を上げる(+側に)
  • ISO感度を上げる

特に露出補正を上げるのがおすすめ。+1〜くらい。「明るすぎるんじゃ…」ってくらい上げるのが赤ちゃんを雰囲気良く撮るコツです。

一眼レフとミラーレス、どちらがいい?

やはり小型軽量のミラーレスです。赤ちゃんを連れての外出は荷物が多くなりがちなので、そこで重くて大きい一眼レフ(機種にもよりますが)を持ち歩くのはなかなか大変です。

また、ミラーレスは無音撮影ができる機種もあるので、赤ちゃんの寝顔を撮ろうとしたらシャッター音で起こしてしまった、なんてトラブルも防げます。

まとめ

赤ちゃんを撮るためのカメラの選び方でした。この3つのポイントを押さえて選んでみてください。

  1. 顔・瞳優先のピント合わせができる
  2. シャッター音を消せる
  3. 明るく写せるレンズ
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