備忘録

台風による都市部の通勤網大混乱。根本の原因は”東京一極集中”ではないか

https://ja.wikipedia.org/wiki/令和元年台風第15号
引用:Wikipedia

2019年9月8日の夜から9日の朝にかけて、台風15号が首都圏を直撃しました。通勤ラッシュへの大きな影響が事前に予想され、JRや私鉄各線は前日から計画運休を発表。

特にJRが9日始発~午前8時までの運休を前日(8日)に発表したことは大きな話題になりました。

最近は台風や大雪などの自然災害時に企業が午後出社や休日を推奨したり、JRなどの鉄道会社が事前に計画運休を発表する流れは、日本の社会において良いことだと思います。

管理人の勤める会社も全社員に午後出社が前日に通達されました。大きな混乱もなく安全に出社できたので、この判断はとても素晴らしいことだと思います。

しかし、いち早く出勤したい乗客が運転再開に合わせて駅に殺到し、午後になっても駅の改札すらくぐれない状態が続く路線が多く見受けられました。

強風や大雨などは酷い時間帯を避けたことで、最悪の事故は防げたかもしれませんが、通勤客の数は大幅に減ったわけではないので、各地で大きな混乱が起きる結果となりました。

結局、今回の大混乱の原因は”東京一極集中”にあるのではないかというのが僕の考えです。

東京に集中させるのをやめよう

東京一極集中(とうきょういっきょくしゅうちゅう)とは、日本において、政治・経済・文化・人口など、社会における資本・資源・活動が東京都区部、或いは首都圏(東京圏)のなかでも1都3県(東京都を筆頭に神奈川県、埼玉県、千葉県)に集中している状況を言う。
引用:Wikipedia

2017年に発表された「世界の都市ランキング」によると、ロンドン・ニューヨーク・東京の3都市が世界三大都市をされているそうです。

東京が世界三大都市に並んでいることは日本人として非常に誇れることですし、東京に住み働いている自分はとても貴重な人生を送れていると思います。

しかし、企業や政治・行政が集中している東京には当然のように人が多く集まり、今回のような自然災害が引き起こす大混乱においては計画運休や午後出勤は根本の原因解決には不十分です(計画運休や午後出勤を批判するわけではないです。現時点では最良の判断だと思います。)

地方にもっと分散させたいが…

東京一極集中を解決するには地方にもっと人を呼び込まないといけません。しかし、現実的に難しいですよね。

企業がビジネスを実行するにあたって場所を選べと言われたら、そりゃ東京を選ぶに決まっています。わざわざ人も少なくビジネスチャンスも少ない地方を選ぶ理由がありません。

企業が東京に集まれば自然と働くために人も集まってしまいます。今さらですが僕も地方から東京に上京した身なので、その気持ちは痛いほど分かります。「みんな自分が一番大事」とまでは言いませんが、個々の動きでは絶対に解決しません。

そうなると国や政府が主導になって東京一極集中を解決させる施策を打つしか方法はありません。例えば地方は法人税を大きく下げるとか。半分くらいにするとか。

税収入が下がるなど他の問題もたくさん出るでしょうが、それくらいのインパクトがないと企業は地方に移ろうと思いませんし、この東京一極集中はいつまでたっても解決しないでしょう。

東京は世界一リスクが高いのでは?

今回の台風に限らず、東京は大地震(南関東直下地震)が起きる可能性も常に言われ続けています。

同じ世界三大都市のニューヨーク・ロンドンに比べると、東京は地震の危険が常にあり、都市部として非常に脆弱であると言わざるを得ません。

今回取り上げた”東京一極集中”は国を挙げて解決していかなければいけない問題ではないでしょうか。

この記事を書きながら「まずは自分が地方に行くべきだよな…」と思ったり思わなかったり。