機材レビュー

【レビュー】RICOH GR IIIを購入!前機種GR IIとの違いや向上した点など

RICOH GR III

スナップシューターとして名高いGRシリーズの最新モデル「GR III」買っちゃいました。

最初の価格が10万円以上だったこと、前機種のGR IIがまだまだ現役だったことから「GR IIIは価格が落ち着くまで待つかな~」と買う気はあまりなかったのですが、気づくとポチっていました。恐るべしGRの魔力(笑)

マップカメラでGR IIを30,000円、Nikon大三元標準レンズを64,000円で売却。Nikon大三元標準レンズは買ったときは20万円以上したんですけどね~。VRのない前モデルでしたり、さすがに価格が下がっていました。

GR IIは買った時も半分くらいの価格で売れたので嬉しかったです。GR IIIより手頃なGR IIへのニーズも高くなっているから?

ともかく実質1万円くらいでゲット!(違う)

前機種GR IIとのGR IIIの違い

まずはGR IIIがGR IIよりパワーアップした箇所を見てましょう。個人的に気になる&大きく変わった箇所だけピックアップしました。

GR III GR II
画素数 2424万画素 1620万画素
マクロ撮影 最短6cm 最短10cm
手ブレ補正 ×
オートフォーカス 像面位相差AF + コントラストAF(ハイブリッド方式) コントラストAF
起動時間 0.8秒 1.0秒
クロップ 35mm/50mm 35mm/47mm
イメージセンサー超音波クリーニング機能 ×
バッテリー(撮影可能枚数) 約200枚 約320枚
サイズ 幅109.4cm×高61.9cm×奥33.2cm 幅117.0cm×高62.8cm×奥34.7cm
重量 257g 251g

画素数が1620万画素→2424万画素にアップ

GR IIの1620万画素から2424万画素に大幅アップ。

GR IIの1620万画素で不満はありませんでしたが、バージョンアップしてそのままの画素数というわけにはいきませんよね。確実に画素数を上げてきました。

マクロ撮影は最短6cmに

背面の十字ボタンに標準搭載されているマクロ撮影モード。GR IIの最短10cmからGR IIIは最短6cmに。差はたった4cmですがマクロ撮影では大きく影響します。

ブログでレビュー用の写真を撮るとき、GR IIではもう一歩足りない印象があったのでマクロの最短距離が短くなったのは嬉しいですね。

手ブレ補正が搭載

GR IIIの発表で一番注目された手ブレ補正。GRシリーズは小型軽量なので片手でサッと撮るときが多かったのですが、ちょっと油断すると手ブレしてたんですよね。

GR IIIは手ブレ補正が搭載されたことで、スナップシューターとしてより使いやすくなりました。

オートフォーカスは像面位相差AF + コントラストAF

像面位相差AFによってピント合わせは肌で実感するくらい早くなりました。コントラストAFとのハイブリット式なのでピント精度も高くなっています。

起動時間は1.0秒→0.8秒に短縮

たった0.2秒の違いですが体感では倍くらい早くなった気がします。開封してから最初に驚いたのは起動の早さ。GR IIよりワンテンポ早くなった感じですね。

スナップシューターであることや、GR IIIはバッテリーの持ちが悪いので電源のオンオフを頻繁にすることを考えると、0.8秒の起動時間の早さは嬉しいポイント。

クロップ機能は35mmと50mmに

GRシリーズはズームのできない単焦点レンズですが、被写体によってはどうしても寄って撮りたいときがあります。

35mmはGR IIと変わらず。GR IIで47mmだったクロップ機能はGR IIIでは50mmに。

ちなみにGR III(GR IIも)の焦点距離は18.3mm、35mm判換算で28mm。クロップ機能の35mmと50mmも35mm判換算の焦点距離です。

標準域の35mmと50mmが揃ったのは嬉しいですね。僕は十字ボタンの右をクロップ機能にカスタマイズしています。

イメージセンサー超音波クリーニング機能

イメージセンサーのゴミ取り機能を実装。GR IIIはコンパクトデジタルカメラなので、一眼レフやミラーレスのようにイメージセンサーを自分で掃除することができません。

GRシリーズの弱点をしっかり克服した機能。

バッテリー(撮影可能枚数)は320枚から200枚に…

バッテリー(撮影可能枚数)はGR IIの320枚から200枚へと劣化しました。不満をもったユーザーも多いですね。

僕はそんなに枚数を撮る方ではないのですが、それでも200枚は心許ないですね。予備バッテリーは必須かも。

ただ、公式アナウンスはないのですがモバイルバッテリーでも充電可能。スマホ用にモバイルバッテリーを持ち歩いている人は予備バッテリーはいらないかもしれません。

(動作保証はされていないので、必ず事前に試してみてね!)

サイズ:横幅が短くなった

GR IIより横幅が短くなりました。117.0mmから109.4mmなのでたった7.6mm。1cmにも満たない長さですが手にとってみると想像以上に短くなったように感じます。

ちょっと大げさですが、GR IIは長方形・GR IIIは正方形と感じくらい。携帯性が良くなりました。

重量は6g重くなったがほぼ同じ

重量はGR IIの251gから257gと6gアップ。6gの差なのですが手にとっても違いはほとんど分かりません。

むしろサイズがコンパクトになった分、GR IIより軽く感じることも。

GR IIIの外観、ボタン配置など

RICOH GR III 外観 正面から

横幅が短くなった以外はGR IIと大きな違いはありません。GRシリーズの歴史から見ると、短くなったというより元の長さに戻ったという感じ。

GR IIでは赤文字で「GR」と書いてありましたは、GR IIIでは白文字で統一。そのせいか少し無骨な印象を受けます。

RICOH GR III 外観 上から

GR IIとの変更はモードダイアル。TAvモードと全自動モードがGR IIIでは機能自体がなくなりました。動画モードはボタンだけモードダイアルからなくなり、サイドのボタンで動画モードを呼び出す仕様に変わっています。

TAvはGR IIで結構使っていたモードだったので残念ですが、ISOオートでMモードを使えばほぼ同じですもんね。今後はおとなしくMモードを使う予定です。

全自動モードはGR IIで緑のアイコンだったこともあり、GR IIIは無骨なデザインに。それがまたいい。

GR IIIでは内蔵フラッシュもなくなりました。ボディの小型化を目指したこと、高感度耐性の向上によってフラッシュ撮影の必要性が低くなったことが主な理由。

僕も内蔵フラッシュはほぼ使っていなかったので、なくなったことに不満はありません。

RICOH GR III 外観 背面から

背面のボタンがGR IIから大きく変更されました。

まず、露出補正の縦型ボタンがなくなりました。代わりにADJボタンで露出補正を行うようになったのですが、いまいち慣れませんね…。

縦型ボタンに比べてADJボタンは軽めなので、操作ミスで露出補正を変更してしまわないか心配です。

できれば縦型ボタンは残してほしかったのですが、小型化とのトレードオフでしょうか。まぁすぐに慣れるとは思いますが。

GR IIのAFファンクション切り替えレバーもGR IIIではなくなりました。コンティニュアスAFへの切り替えが便利だったんですけどね。

なくなったことは仕方ないので慣れるしかないです。GR IIIは液晶がタッチパネル対応なので、そちらで切り替えて操作してくれということなのかな?

GR IIIでは十字ボタンの周りにコントロールダイアルを搭載。

Twitterではこんなことを偉そうに言いましたが、ISO感度を変えるときにめちゃくちゃ便利でした。前言撤回(笑)

ISO感度の変更は前面ダイアルでも出来るのですが、そこはF値やシャッタースピードの変更というイメージなので、ISO感度の変更はコントロールダイアルといった具合。

RICOH GR III 外観 右側のUSB Type-C端子

外部端子はUSB Type-Cのみ。

RICOH GR III 付属の充電器

専用のACアダプター。充電とPCなどへの写真転送の両方がこれ1つで済みます。USB Type-Cなら何でも対応しているのかな?

MacBookなどでUSB Type-Cを使っている人は兼用できるかも(ご自身で試してみてね!)

RICOH GR III 外観 左側 動画モードボタン

反対側には動画モードボタン(長押しでWi-Fiオンオフ)

僕はGR IIIで動画は撮らないので、フォーカスモードに設定を変更しました。

このボタンはGR IIではエフェクトボタンが配置されてました。このエフェクトボタンは多用した方も多いはず。GR IIIではADJボタンでエフェクトを変更することになります。

GR IIIの作例をJPEG撮って出しで何枚か

JPEG撮って出しで何枚か紹介します。

RICOH GR IIIで撮った満開前の桜 ビビットSS 1/160|F8.0|ISO 100|EV 0|WB マルチパターンオート

エフェクトモードはビビットに設定して満開前の桜をパシャリ。桜のピンクと青空が鮮やかに表現されています。

まとめ:GRユーザーなら買って損なし!

以上、GRシリーズの最新機種「GR III」の実機レビューでした。

さすがファンの多いGRシリーズ。スナップシューターとしての完成度の高さはさすがです。買って損なし!

「GR IIIはちょっと高い…」という人は、価格がかなり下がってきているGR IIもいいかも。よければGR IIの記事も読んでみてください。

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