雑記

【韓国ゾンビ映画】新感染 ファイナル・エクスプレスを観た感想

 

『新感染 ファイナル・エクスプレス』を観ました。

最初は「韓国のゾンビ映画~? 大丈夫~? B級映画みたいになるんじゃないの~?」と心配していましたが、予想は完全に裏切られ、スリルあり・感動ありの超名作でした。

Amazonビデオで観たんですけど、観た2日後にBlue-rayも買ってしまったほど。

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※この記事にはネタバレがあります。読み続けるときは気をつけてください。

新感染 簡単なあらすじ

ファンドマネージャーのソグ(コン・ユ)は娘のスアン(キム・スアン)と、別居している妻に会うために釜山行きの新幹線(正確にはKTXなので新幹線ではないが)に乗り込みます。

しかし、ゾンビウイルスに感染した女性が1名車内に乗り込んでしまったことから、感染が車内で一気に拡大。

ソグは途中で出会った屈強な男・サンファ(マ・ドンソク)とその妻であり妊娠中のソンギョン(チョン・ユミ)や、高校生のジニ(アン・ソヒ)やヨングク(チェ・ウシク)などと生き残るために奮闘します。

主人公・ソグ(コン・ユ)の成長っぷりに感動!

新感染の主人公・ソグ(コン・ユ)

ソグはファンドマネージャーとして働く典型的な仕事人間。利益を優先し、多少汚かったり強引なこともしながら働く様に妻とは別居状態に。

娘のスアンは溺愛していますが、誕生日プレゼントにすでに持っているゲーム機(Wii)を買ってきてしまうなど、お世辞にも良い父親とは言えません。

ゾンビパニックが起きた後も、知り合いの軍関係者に自分と娘だけは助けてもらうようにお願いする始末。

「卑怯だなぁ…」と思いつつも、実際にこういう事態に陥って、自分たちだけでも助かる術があるなら仕方ないのかも…とリアル感もあります。

娘のスアンはソグとは対照的で、自分が座っている席を老人に譲ります。しかし、ソグは冷徹に「そんなことする必要はない」と。

生き残る可能性を少しでも上げるために、体力を温存しておけという意味ですかね。合理的なソグの性格が読み取れます。

しかし、そんな彼も生き残るために戦う中で少しずつ変わっていき、最後は娘への愛を貫き…

もう1人の主人公? サンファ(マ・ドンソク)が魅力的!

新感染 サンファ(マ・ドンソク)とソンギョン(チョン・ユミ)

サンファ(マ・ドンソク)はワーキングラスでガタイのいい屈強な男。妊娠中の妻ソンギョン(チョン・ユミ)とKTXに乗っていて、ゾンビパニックに巻き込まれます。

ゾンビパニックが始まった序盤、ゾンビから逃げるサンファとソンギョンが通る前に車両間のドアを閉めようとしたソグと一悶着。

エリートクラスのソグとは根本的に合わず、ちょくちょくトラブルを起こします。

しかし、そんなサンファも生き残るために、妊娠中の妻を守るために、不本意ながらソグと共闘。

先頭に立ち、ゾンビと肉体のみで戦う

先頭に立つソンファ

車両を乗り換えるときに、スワンとソンギョンとはぐれてしまったソグとソンファ。

スワンとソンギョンは13号車のトイレになんとか隠れます。スワンとソンギョンを助けるために、ソグとソンファ、ヨングク(野球少年)は自分たちのいる9号車からゾンビが大量にいる車内を突破することに。

ソンファは勇敢にも先頭に立ち、ゾンビの群れに突っ込んでいくのですが、この男がまぁ強い!

ゾンビ相手に素手で圧倒。ゾンビを持ち上げて天井に叩きつけたりと、「お前何者だよ…」状態。

車両間のドアを守るために奮闘するソンファ

13号車のスワンとソンギョンを救った一行は、生存者のいる15号車に向います。

その途中でゾンビの群れから車両のドアを守り続けるソンファ。しかし、この時にゾンビに手を噛まれてしまいます…。

自分がもう手遅れだと思ったソンファは皆を守るために噛まれてもドアを死守。最後はゾンビの群れに仁王立ちになり、ゾンビになりかけながらも守り続けます。

ソンファのかっこよさと、夫が犠牲になったソンギョンのことを考えると、それだけ涙腺が…。

途中まで一緒にドアを死守していたソグも、ソンファの覚悟を尊重し、泣きながら「すまない…」と言い残してドアをソンファに託します。

最初は「人相悪いし、口も悪し、さっさとゾンビに噛まれちまえ!」と思うほど嫌なやつっぽく描かれていたのですが、映画が進むほどかっこよくなっていきました。

ソンファは妻ソンギョンをソグに託し、その結果ソンギョンは生き残れたことだけが救いです。

新感染のゾンビの特徴

新感染に出てくるゾンビは正確に言うと「未知のウイルスに感染して暴れまわる死者」です。ゾンビという単語は作中には一切出てきません。

生きている人間を見つけると見境なく襲い、噛みつきますが、力や足の速さが圧倒的というわけではありません。

屈強なソンファはもちろん、ソグやヨングクも武装して一対一なら普通に戦えるぐらい。

暗闇では視界がはっきりしないのか、近くに人間がいても襲うことがありません。ただし、音には敏感。

この習性に気づいたソグとソンファ、ヨングクはKTXがトンネルに入り真っ暗になったタイミングを見計らって、ゾンビとの戦闘をなるべく避けて進んでいったりもします。

人間の醜悪さも…

ゾンビの脅威はもちろん、このような状況では同じ人間も時として敵になります。

バス会社で常務であるヨンソク(キム・ウィソン)はゾンビ映画にありがちな、自分が生き残るために簡単に周囲を切り捨てる嫌なやつ。

  • 他の生存者はどうでもいいから、自分たちだけ連れてけと車掌に発車を求る
  • ソグ達を感染しているかもしれないと15号車に入れようとしない(これが原因でソンファが死亡)
  • なんとか無理矢理15号車に入ってきたソグ達を隔離

特に15号車にソグ達を入れなかったことで、ソンファが時間を稼ぐ必要があり、その時に噛まれてしまい…。

無理矢理入ったソグにぶん殴られたときは痛快でした。

けど、あのときの状況を考えればヨンソクのやったことは決して間違いではありませんよね。感染していないか、噛まれていないかを確実に確認する方法はありませんし。

15号車にいたヨンソクや他の生存者が巻き添えを食う可能性もあります…

ソグはぶん殴ったときも「やったれ!」と思いながら、「いや。でもお前もソンファとソンギョン締め出そうとしてたよな…」と(笑)

15号車に入ってきたソグ達にソンヨクが「こいつは感染している!」と騒ぎ立てると、周囲の生存者も「出ていけ!」とソグ達を非難します。

ソグ達はさらに後方に隔離されるわけですが、皮肉にもこのおかげで生き残れることに。

感想まとめ

最初はあまり期待せずに観始めた新感染ですが、徐々に引き込まれ、2時間があっという間でした。

この手のパニック映画は中だるみすることもよくありますが、新感染はまったくなく、終始適度な緊張感がありましたね。

新感染の良さは「情報や状況が適度に絞られている点」ではないかと思います。

基本的に「自分と愛する人が生き残るために奮闘する」物語なんですよね。

車両内という閉鎖的な空間は入ってくる情報も少なく、もちろん武器なんてありません。限られた情報とほぼ素手で立ち向かう必要があるんです。

展開も特別や奇抜なことは一切なく、皆を行かせるために扉を死守したソンファの「先に行け-!」なんてベッタベタの展開(笑)

でもそれがいいんです!

ゾンビ映画は「パニックが起きて生存者は生き残るために必死になる」。これだけでいいんです。

下手に原因や追求したり、ちょっと進化したボスっぽいのが出てこなったことも◎

家族愛や夫婦愛を表現するのに、そんな設定はいらなかったんでしょうね。

Amazonビデオで視聴可能

新感染はAmazonビデオでふら~っと暇つぶしを探しているときに見つけ、思わぬ名作に出会えました。

プライム対象ではなく、400円くらい必要でしたが大満足。

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新感染 Blue-ray

観た2日後にBlue-rayを購入(笑)

今日もこれから観る予定です~!

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ゾンビゲーム「デッドライジング」を映画化した作品。

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