Surface Proに42.5インチの4Kモニターを接続して使ってみた

4Kモニターに繋いだサーフェスプロ

Surface Pro(5代目, 2017年モデル)を買いました。

以前はWindowsのデスクトップをデュアルディスプレイで使っていたので、Surface Proも外部モニターに繋げようと。

今まで使っていた2台のフルHDモニターでもよかったのですが、せっかくなので4Kモニターに初チャレンジしました。

目次

4KモニターはLGの”43UD79-B”を購入

4Kモニターなんて軽く10万円以上はするかと思いましたが、このLGの4Kモニターは6~7万円。コスパ抜群。

1脚タイプと2脚タイプがあり、僕は1脚タイプを購入。

2脚タイプはモニター下にキーボードを収納できるというメリットもありましたが、1脚タイプの方が4Kモニターを置くデスクのスペースを選ばないと思いました。

42.5インチの4Kモニターは実質4画面使える

4Kモニターは32インチと42インチくらいが最も多いんですが、今回は42.5インチを選択。

4Kなので、実質21インチのモニターが4つ並んでいることになるんです。作業領域も大きくなり、ブログがとても書きやすくなりました。

4Kモニターの作業領域のキャプチャ

ブログ執筆用のChromeブラウザ、資料参考用のChromeブラウザ、フォルダ2個、Photoshop、テキストエディタを自由に配置しています。

HDMI×3、DisplayPort、Type-Cなど豊富な入力端子

“43UD79-B”は入力端子が豊富で、HDMIが4つ(30Hz対応が2つ、60Hz対応が2つ)、DisplayPort、USB Type-Cの合計6つ。

持っているパソコンの出力端子に合わせて選べますし、ピクチャーバイピクチャー(PBP)、ピクチャーインピクチャー(PIP)の機能で、複数の機器を繋げて一度に使い分けることもできます。

43UD79-B PBP・PIP

「HDMI 1にパソコンを繋げてHDMI 2にはPS4」なんて使い分けができるのです。

僕はDisplayPortにSurface Proを繋げて、HDMIにそれぞれ、Amazonのファイヤースティック、ニンテンドースイッチを繋げています。

4KモニターのピクチャーインピクチャーでSwitch・スカイリムをプレイ

ピクチャーインピクチャーでSwitchをプレイ。後ろにSurface Proが繋がっているので、攻略情報をさくっと調べることもできちゃいます。

せっかくの42.5インチなのでフル画面でプレイしろよって話ですが、個人的にこのサイズで十分。部屋の配置の問題なんですけどね。ゲームの画面サイズより、すぐにパソコンを触れることにメリットを感じます。

たまに娘がアニメを観たいと言ってくるので、同じくらいの画面サイズで見せることも。隣で娘がアニメを見つつ、僕がブログを執筆。変な光景だけどなんだか幸せです。

ピクチャーバイピクチャーで4画面並べるのはやらないですね。せっかくの4Kの作業領域が台無しになってしまうので。

他にUSB3.0ダウンストリーム端子が2つありますが、こちらはUSB Type-Cでパソコンとモニターを繋げないと使えません。そのまま繋げてもiPhoneを充電できませんでした。

Surfaceドッグで4Kモニターと接続

“43UD79-B”にはDisplayPort、Surface ProにはMiniDisplayPortがついているので「DisplayPort – MiniDisplayPort」の変換ケーブルで繋げれば、すぐに4K出力ができます。

ただ、Surface ProにはUSB端子が1つしかないんですよね。

4Kモニターに繋いでいるときはデスクトップ的に使いたいので、最低でもマウス・キーボードを繋げるためにUSB端子が2つは必要です。

さらにカメラで撮った写真をSDカードから移すために、予備のUSB端子が1つ以上欲しい。

USBハブでも良かったんですが、USBハブとDisplayPortのケーブルの2つをSurface Proから抜き差しするのってスマートじゃないじゃないですか?

Surface Proを持ち歩いて外出、帰宅して1本のケーブルをさくっとSurface Proに繋げてデスクトップ化。

これを実現するために高価な純正ドックを買いました。

Amazonでも2万円…。

Surfaceドッグに繋げている機器

有線LANも使えるので回線速度も早くなります。

この純正ドック、クソ重い。なんと550g。パソコンかよ。けど重いだけあって安定性は抜群。ケーブルに引っ張られて動いたりということは一切ありません。

Surface Proをデスクトップ化してる感じが強くなってGOOD。

レビューを見ると「重いので低評価」って声がありましたが、持ち運びを想定して設計されていません(笑)

Surfaceコネクトの接続部分

Surface Connectという専用の端子で、Surface Proとドッグを繋げます。磁石で付くのでお手軽。

互換品だと半額以下で買えますが、USBとMiniDisplayPortの2つで繋げるタイプだったので、それは違うだろう!と。

高かったですが純正を買ってよかったです。

42.5インチは圧迫感がある?

42.5インチの4Kモニターを設置したときは圧迫感が半端なかったです。パソコンスペースはリビングにあるんですが、40インチのテレビもリビングにあるので、40インチ以上の液晶が2つあることになります。

最初は違和感ありまくりでしたが、すぐに慣れて風景の一部になりました。大きいテレビを置いても圧迫感がないのと一緒ですね。慣れです。慣れ。

ただ、設置にあたり、奥行きのあるデスクに置くことをおすすめします。近すぎるとモニターの端っこが見にくい。

今までは目線を動かすだけでよかったのに、首ごと動かさないと端っこが見えません(笑)

しかし、不思議なものですぐに慣れます。

4Kモニターに繋ぐとSurface Proの動作は重くなる?

僕が今回買ったSurface Proのスペックは

  • CPU:Core i5
  • メモリ:8GB
  • SSD:256GB
  • グラボ:インテルHDグラフィックス620

ノートパソコンとしては十分なスペック。

  • ネットやブログ執筆、EXCELなど → 問題なし
  • Photoshop → まぁ問題なし
  • Premiere Pro → 基本大丈夫だが慎重に

肌感これぐらいですね。僕の使用ではまったく不満はありません。4Kモニターに繋ぐとグラボに負荷がかかるのか、少し重くなった感じはあります。

以前使っていたデスクトップは

  • メモリ:Core i7-3770 3.40GHz
  • メモリ:16GB
  • SSD:256GB
  • グラボ:GeForce GTX 970

このスペックなので、これと比べるとさすがに重く感じることもあります(笑)

ただ、持ち運びやすいノートパソコン、2in1でタブレットとしても使える、自宅では4Kモニターに繋いでデスクトップ化という利便性を考えれば、十分なスペックの作業環境。

持ち運びやすさと使いやすさを両立できました。

合計金額は23万円

この環境を揃えるのにかかった金額は

  • Surface Pro:13万円
  • Surface Pro用キーボード:1.5万円
  • サーフェスドッグ:2万円
  • 4Kモニター:6.5万円

合計23万円。どれも価格.comで安いお店を探しました。金額のわりにスペックは低めなので、重い作業をする人には不満が残るかも。

Surface Pro+4Kモニターの環境が向いてる人

  • ブログ執筆などで複数の画面を立ち上げる人
  • パソコンを持って頻繁に外出する人
  • ゲームや動画編集など重い作業がメインではない人
  • 4Kで映画を観たりする人
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