機材レビュー

NIKON Z7のDXクロップモードがめちゃくちゃ便利。焦点距離の幅が広がり、画素数も1950万画素を担保できる

Nikonのフルサイズ一眼レフは撮影範囲を設定することができ、DXフォーマットも選ぶことができます。

  • FXフォーマット = フルサイズ
  • DXフォーマット = APS-C

FXフォーマットとDXフォーマットの撮影範囲

FXフォーマットとDXフォーマットの範囲

明るい部分がDXフォーマットの範囲。暗い部分まで合わせるとFXフォーマットの範囲です。

NikonのFXフォーマット(フルサイズ)のカメラにDXフォーマット(APS-C)のレンズを装着すると、自動でDXフォーマットの撮影範囲に設定が変更されます。

しかし、FXフォーマットのカメラにFXフォーマットのフォーマットのレンズを装着している場合でも、本体の設定でDXフォーマットの撮影範囲に変更することができます。

とは言っても単純に写真をDXフォーマットの範囲で切り抜いているだけ。これをDXクロップモードと呼びます(正式名称ではないかも)

Nikon Z7の4575万画素が活きてくる

Nikon Z7の有効画素数は4575万画素。DXクロップモードは単純に切り抜いているだけなので、有効画素数は下がります。

しかし、Z7は元々の画素数が多いので、DXクロップモードで切り抜いてもなんと1950万画素も残るんです。

FXフォーマット 4575万画素
DXフォーマット 1950万画素

NikonのAPS-C(DXフォーマット)のフラッグシップモデル「D500」の有効画素数は2088万画素。

APS-Cのフラッグシップモデルとほぼ同等の画素数を、Z7はDXクロップモードで維持できます。

これもD850と同等の4575万画素の為せる技! 高画素の恩恵はこういった場面でも活きてくるのですね。

レンズの焦点距離が1.5倍に

FXフォーマット(フルサイズ)のレンズをDXフォーマット(APS-C)で使った場合、レンズの焦点距離は1.5倍になります。

NIKKOR Z 24-70mm F4であれば、焦点距離は「36mm-105mm」に。ちょっとした中望遠レンズになります。

24-70mmの標準域って望遠側がたまにもう少し足りないときがあるんですよね。そんなときでも本体の設定を変更するだけ。痒いところに届くようになります。

旅行などレンズを複数持っていけないときや、子供を撮るなど広角側・望遠側にすぐにスイッチしたいときに非常に便利。

Z7ならiボタンに登録を推奨

Z7(他のNikon一眼レフもできるのかな?)では好きな機能を登録して、iボタンで呼び出すことができます。

Nikon Z7のiボタン

いちいちMENUから変更しなくても、瞬時にFXフォーマットとDXフォーマットを切替可能。大事なシャッターチャンスを逃すこともありません。

ミラーレスならEVFもDXフォーマットに

ミラーレスならEVF(電子ビューファインダー)もDXフォーマットに切り替えてくれます。APS-Cのカメラと同じ感覚で撮れるんです。

一眼レフだとDXクロップモードに設定しても、ファインダーはFXフォーマットのまま。自分の感覚でDXフォーマットの撮影範囲に被写体を収めなくてはいけません。

これもフルサイズミラーレスの利点の一つですね。

まとめ

僕が今まで持っていたFXフォーマット(フルサイズ)のカメラはDfだったので、有効画素数は1625万画素。DXクロップモードだと680万画素まで下がります。

写真は画素数が全てではないですが、ここまで下がるとDfでDXクロップモードを使うのは気が引けていたんですよね。

しかし、Z7なら元々の有効画素数が多いので、DXクロップモードでも十分な画素数を担保できます。

Z7を購入して約2ヶ月。意外な発見でした!