2019年GWのダイヤモンド・プリンセス 4泊5日ショートクルーズでは最もリーズナブルな内側客室に泊まりました。僕・妻・6歳娘の3人で泊まった感想を紹介します。
ベッドは基本2つ+天井からの上段ベッド
内側客室は基本的にシングルベッドが2つ。3人で泊まったので3人目は天井から出てくる上段ベッドを使用します。夕方あたりのベッドメイキングで上段ベッドを出してくれていました。
ベッドはあまり広くなく、お子さんが1~2歳くらいならなんとか添い寝もできますが、3歳くらいから添い寝は難しいと思います。娘は6歳なので添い寝はまず無理ですね。
妻と娘が下のベッドを使って、僕は天井の上段ベットを使用しました。二段ベッドも中学生以来。寝返りをうつとベッドが軋むのでちょっと怖かったです。
ちょうどテレビと上段ベットの高さがほぼ同じなので、寝ているとき以外は娘が上段ベッドに上がってテレビを観ていました。下からだと見上げるようになるのでテレビがちょっと観にくいんですよね。
枕元のベッドサイドランプにはUSB端子もありました。スマホの充電ができるので便利です。
クローゼットは広くて使いやすい
クローゼットは広くて、備え付けのハンガーも多く用意されており、とても使いやすかったです。洗濯した服をここで乾かす余裕もありました。
スペース的にも大人2人がいても問題ないくらい。全身鏡があるのも嬉しいですね。
この全身鏡は扉になっていて、開くと収納スペースがたくさんあります。金庫もここにあります。下着や靴下などは全身鏡の収納スペースに置いておきました。
また、ハンガーラックの上も物を置けるスペースがあります。予備の枕や救命用具も置いてあるので、そんなに余裕はないですが…。
大人の身長でも背伸びしてやっと見えるくらいなので使い勝手は良くないです。あまり使用しないものを置いておくようにしました。
収納スペースがとても多い
内側客室はあまり広くないですが、小まめな収納スペースが多いので使い勝手はとてもよかったです。散らかっていて少し恥ずかしいですが写真で紹介します。
テーブル横に引き出しが3段、ラックが3段あります。ラックには3DSや充電器など電子機器を置いていました。引き出しにはクルーズ中に配られる書類や、妻の化粧品、薬などを保管していました。
ベッドサイドテーブルにも引き出しが2段、それぞれのベッドにあります。引き出しのない空間が特に便利でした。僕はパソコンを置くスペースとして活用。ベッドに寝転がりながらでも取りやすいです。
ハンガーラックのくだりで紹介した全身鏡の引き出しとあわせて、収納スペースはとても多く、足りないと感じることはほとんどありませんでした。
内側客室のメリット
ダイヤモンド・プリンセスの内側客室のメリットを紹介します。
料金が安い
一番リーズナブルな料金でクルーズ旅行を楽しむことができます。部屋を出れば船内でもサービスは基本的に変わらないので、内側客室だから冷遇されるようなことはありません。
暗くてぐっすり眠れる
個人差があると思いますが、真っ暗で余計な光が入ってこないので朝まで熟睡できました。
内側客室のデメリット
続いて、内側客室のデメリットです。
部屋が狭い
就寝中以外に部屋で過ごす場合、基本的にベッドの上なのであまり落ち着かなかったです。
朝になったかどうか分からない
暗くて熟睡できるのがメリットと言いましたが、これはデメリットにもなっていて、目覚めても朝かどうか分からなかったです。また、部屋の電気で朝を迎えるのはあまりいい気分ではありませんでしたね。
シャワールームが狭く、シャワーの水圧も弱い
シャワールームは大人が入るともういっぱい。お世辞にも広いとは言えませんでした。自分だけなら良いのですが、娘を洗ってあげるのはかなり大変でした(と妻が言っていました笑)
そのおかげでトイレの床も水でビチャビチャ。やっぱりお風呂とトイレが別々がいいですね。
まとめ:リーズナブルな料金でクルーズ旅行を楽しめる内側客室
最後、内側客室のデメリットで締めてしまったせいか、不満を持っているみたいになってしまいましたが、内側客室で何の不満もなくクルーズ旅行を楽しむことができました。
他の方々も言っていますが、基本的に部屋は寝るだけなので多少狭かったりしても何の問題もありませんでした。結局料金との兼ね合いですしね。
スイートなどは広くて憧れもありますが、料金も2~3倍になるのでなかなか考えものです。それなら内側客室で2・3回クルーズ旅行を楽しむのもありだと思います。