ダイヤモンド・プリンセスのGWショートクルーズに乗船した際、船内会計の精算方法にデビットカードを登録してみました。
「デビットカードはダイヤモンド・プリンセスで使えるのかな?」と不安に思う人は多いはず。
結論から言うと、何の問題もなくデビットカードが使えました。ダイヤモンド・プリンセスでデビットカードを使った感想を紹介します。
会計毎や日毎で仮精算が行われる場合がある
Q.デビットカードは使えますか?
A.ご利用いただけます。ただし、デビットカードの会社によっては会計毎や日毎に仮精算を行い、下船日に最終的な精算をする場合があります。精算方法は各デビッドカード会社へ乗船前にご確認ください。
デビットカードは使ったその場で銀行から引き落とされます。ダイヤモンド・プリンセスのクルーズカードによる船内会計では、会計毎や日毎に仮精算が行われる可能性があるようです。
僕は今回、住信SBIネット銀行のVISAデビットカードを使っていたのですが、
- 日毎に仮精算で引き落とされる)
- 最終精算で引き落とされる
- 仮精算を返金
という流れでした。仮精算→最終精算で二重に引き落とされてしまい、返金が2週間後だったので、クルーズ中に使う金額より多めに残高が必要でした。銀行に入れておく金額は多めにしておく必要がありますね。
実際の引落・入金
5/2~5/6の4泊5日のクルーズで、デビットカードを使った実際の履歴を紹介します。
日付 | 引落/返金 | 金額 |
5/3 | 引落 | 12,912円 |
5/3 | 引落 | 23,684円 |
5/4 | 引落 | 21,830円 |
5/5 | 引落 | 9,542円 |
5/5 | 引落 | 14,656円 |
5/6 | 引落 | 8,658円 |
クルーズ中に6回、合計91,282円が引き落とされました。2回引き落とされている日もありますね。
クルーズ中に使った金額と大きな差はありません。使った金額がしっかり引き落とされていました(こちらの記事もまとめてあります)
差額調整の引落
クルーズが終わった2日後の5/8に、「差額調整」の名目で54,704円が引き落とされました。為替レートの調整だと思いますが、一時的に二重引き落とされることになります。
クルーズ中に小まめに引き落とされた金額は仮精算なので、この差額調整での引落が本精算になると思います。
仮精算の合計が91,282円なので、この後も何回か差額調整で引き落とされるかと思い、銀行に多めに残高を残していましたが、差額調整は結局この1回だけでした。
仮精算の返金
5/16から仮精算の返金が始まりました。クルーズ終了から10日後、差額調整の引落から8日後です。この間はいつ返金されるのか少し不安でしたね。金銭面でもちょっと辛かった(笑)
日付 | 引落/返金 | 金額 |
5/16 | 返金 | 21,830円 |
5/17 | 返金 | 9,542円 |
5/17 | 返金 | 14,656円 |
5/18 | 返金 | 8,658円 |
3日間・4回に分けて仮精算の返金が合計54,686円ありました。仮精算は6回ありましたが、3~6回目の金額がそのまま返金されてきました。
最終的な引落金額
1回目の仮精算 | 12,912円 |
2回目の仮精算 | 23,684円 |
5/8の差額調整 | 54,704円 |
合計 | 91,300円 |
仮精算の合計金額より18円多いですね。大きな差ではありませんでした。
デビットカードでも船内での利用に不便はない
ダイヤモンド・プリンセスの船内会計にデビットカードを登録しても何の問題もなく使えました。船内で「このクルーズカードは使えないよ」と言われることもまったくありませんでした。
僕が今回登録した住信SBIネット銀行のVISAデビットカードがたまたま使えた可能性ももちろんありますが、
- クレジットカードを持っていない
- デビットカードを使いたい
という人の参考になれば幸いです。
差額調整のために残高を多めに残しておく
今回イレギュラーなことがあるとすれば、後日引き落とされた差額調整ですね。5万円近くが一時的に多めに引き落とされるので、銀行口座の残高が少ないと面倒なことになっていた可能性も。
クルーズ中に使った金額の倍くらいの残高は残しておいた方がいいでしょう。