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【初心者向け】室内撮り用のカメラの選び方&オススメ機種も

ブログを見に来ていただき、ありがとうございます。アラカメです。

アラカメ
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「カメラは高額な買い物なので失敗してほしくない」という想いのもと、カメラの選び方を情報発信しています。

さて、今回は室内撮り用のカメラの選び方です。

動きの少ない室内ならどんなカメラでも大丈夫なように思えます。しかし、室内で子供やペットをしっかり撮ろうとするなら、カメラ選びはとても重要です。

押さえておきたい4つのポイント

室内撮り用のカメラ選びで押さえておきたいポイントは下記の3つ。

  1. 高感度で撮れる
  2. シャッター音が好みにあっている
  3. 明るいレンズを使う

1.高感度で撮れる

室内に屋外と比べてどうしても暗くなります。「夜はともかく、昼間なら大丈夫なんじゃ…」と思うかもしれませんが、人の目で見た「暗い」とカメラから見た「暗い」はまったく違います。

暗い室内で明るく撮るためには高感度耐性が強いカメラを選びましょう。カメラの感度は主にセンサーサイズで決まります。一眼レフ・ミラーレスのセンサーサイズは主に3つあり、

フルサイズ > APS-C > マイクロフォーサーズ

左のフルサイズほど高感度に強くなります。しかし、フルサイズのカメラは高価なものが多いので、一番手頃なAPS-Cがおすすめです。

2.シャッター音が好みにあっている

室内の撮影は野外に比べて変化が少ない分、マンネリ化しがちです。しかし、シャッター音が気に入ったカメラであれば、撮るだけで楽しくなれます。

ネット通販だけでなく、実際に店頭でカメラを見てシャッターを押してみてください。いろいろなカメラのシャッター音を聞いてみると、メーカーや機種によってかなり違いがあることが分かります。

なんとなくやフィーリングでいいので、シャッター音が気に入ったカメラを選ぶと、それだけで写真を撮るのが楽しくなりますよ。

3.明るいレンズを使う

高感度の項目でも触れましたが、室内は人の目で見て明るくても、カメラからすると暗い場合があります。なので、絞り値(F値)が低く明るいレンズを使用しましょう。

レンズの表記にf○と書いてあるものが開放絞り値(最も明るくできる絞り値)です。

例:AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

このレンズの場合、「f/1.8」が開放絞り値です。絞り値が2.8以下だと明るいレンズと言え、2以下になるとかなり明るいレンズと言えます。

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絞り値が1.8や1.4のレンズを使うと、その明るさに感動しますよ。

室内撮影におすすめのカメラ

3つのポイントを押さえた結果、アラカメがおすすめするカメラはこちらです。

センサーサイズAPS-C
画素数2416万画素
ISO感度ISO 100-25600
重量約465g

公式:https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/em10mk3/

NikonのAPS-C一眼レフカメラの中ではミドルクラスに位置する機種。発売から4年たったこともあり、価格がお手頃になってきたので初心者の方におすすめです。

D5600は背面の液晶モニターがとても使いやすく、タッチパネルでシャッターを切ったり、バリアングル液晶で自由な角度に動かして撮影することができます。

一眼レフとして必要十分な機能を備えているにも関わらず、ボディの重量が約465gと軽量なのも魅力。旅行など外に持ち出しても苦になりません。

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僕が初めて買った一眼レフは、このD5000番台シリーズのD5300です(2世代前)

明るいレンズは「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」がおすすめ

「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」はNikonのAPS-C(DXフォーマット)専用の単焦点レンズです。

・単焦点レンズ
決まった焦点距離でしか撮れない(ズームができない)レンズのこと。35mmのみ、50mmのみなど。
明るいレンズが多いので、背景をボカした写真が撮りやすい。比較的安価でキレイに撮れるレンズが多いのが特徴。

f/1.8の大口径レンズなので、暗い室内でも被写体を美しく撮ることができます。また、小型軽量で低価格なので初心者にもおすすめの単焦点レンズです。

焦点距離は35mmですがAPS-C用のレンズなので、フルサイズ換算だと52.5mm相当の焦点距離になります。

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僕も初めて買った単焦点レンズはこのレンズです。

室内撮りのために準備しておきたいアクセサリー

室内撮りのために用意しておきたいアクセサリーを紹介します。

外付けストロボ

ストロボがあると暗い室内でも明るい写真を撮ることができます。ストロボを内蔵しているカメラもありますが、内臓のストロボは光を直接光に当てるため、不自然な写真になりがちです。

外付けストロボは光を当てる範囲を自由に動かすことができるので、バウンズといって壁や天井に光を反射させて撮ると、光が柔らかくなり自然な写真に仕上がります。

純正品は高いのでAmazonで売っている安価ストロボでも十分ですが、できればTTL(自動調光)があるストロボだととても便利です。ストロボの光量をカメラが自動で測光・制御してくれるので、初めての方でもストロボで失敗せずに撮ることができます。

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自分のカメラのメーカー・機種で使えるストロボがチェックして購入してくださいね。

三脚

三脚を使うとシャッタースピードを稼げない暗い室内でも安定した写真を撮れたり、セルフタイマーを使って家族全員の写真を撮ることができます。

三脚は良いものになると数万円しますが、とりあえずの使用なら安価なものでも十分です。前述のストロボと合わせて三脚も持っておけば、暗い室内撮りへの対応力がグンと上がります。

ハンドストラップ

室内撮りでは通常の首から下げるタイプのストラップは取り回しが悪く、逆に邪魔になることが多くあります。

それよりも室内撮りでは片手につけるハンドタイプのストラップが使いやすいです。

ただし、ハンドタイプのストラップはカメラ下部の三脚用のネジ穴で取り付けるので、三脚を使う際は少々面倒です。

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矛盾する紹介ですみません…。

【Q&A】質問に答えます

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こちらにない質問があれば是非お問合せフォームでご連絡ください。

狭い部屋で全体を撮るには?

広い範囲を写せる広角レンズを使いましょう。焦点距離が20mm以下のレンズがおすすめです。

NikonのAPS-C一眼レフ用の広角レンズです。焦点距離が10−20mmですが、APS−C用なのでフルサイズ換算で15mm-30mmになります。

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価格がお手頃なのも◎

室内で撮ると暗くなってしまう

室内で撮ると暗くなってしまう場合は、絞り値(F値)とISO感度を変えて撮ってみましょう。

使用するレンズにもよりますが絞り値(F値)を2.8以下に、もしくはISO感度を6400以上にあげてみると暗い室内でも明るく撮りやすくなります。

ただし、ISO感度を上げるとその分ノイズが増えやすくなるので注意してください。ISO感度を変えながら試しに何枚か撮って、自分が許容できるノイズのISO感度を見つけてみてください。

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僕はフルサイズでISO1600、APS-C・マイクロフォーサーズで3200くらいを上限に設定しています。

まとめ

室内撮りにおすすめのカメラの選び方でした。この3つのポイントを押さえて選んでみてください。

  1. 高感度で撮れる
  2. シャッター音が好みにあっている
  3. 明るいレンズを使う
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もし迷ったらこのカメラがおすすめ!